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こちらの進路事情。

長いこと書けておりませんでした、お久しぶりです。

もうこっちに引っ越して3ヶ月が経ちました。あっという間だったなあ。

そんなところで、学校は前期(Semester 1)が少し前に終りsemester 2に入りました。

学期末ということで成績表が渡されました。IBはやはり世界トップレベルのカリキュラムなだけあって、そう簡単ではないですね…言語の壁を理由にしていますが、怠け癖がついてしまったのが大きいです…反省。

面白いなあと思ったのは、1〜7の数字で表される成績のうち平均が5.75以上だった生徒を全員表彰すること。私が日本でいた学校は期末テストで順位発表すらなかったので、なんだか新鮮です。学年末には教科ごとに優秀者を発表するらしい。どれか一つで表彰されたいなあなんて目標です。たぶん数学。

そう、文系なのに。まともにできるのは数1Aだけなのに、なぜかMath HL(理系数学)に入れられ、数学地獄な日々。今は微分をやっています。日本なら数2と数3で期間をあけてやりますが、IBでは全部一度にやってしまいます。

高1の頃にセンター7割ぐらいは取れてたけど、数2の範囲は完璧じゃないので少し苦戦。ってかかなり苦戦。日本の理系の友達にひたすら聞きまくってなんとかクラストップ維持できてるけど、成績でいうと5です。微妙。ただ、日本のトップレベルの数学よりははるかに簡単だなあと思うのだけれど、それでもなんせ文系。辛いです。

とっても不思議に思うのが、IBだと(きっと欧米でもそうなのかな?)医学に進むの理系数学がいらないんです。日本だと医学部に行く人って大抵数3・物理・化学のえげつい文系からしたら本当に呪文のようなものをなんなくこなすというイメージですが、IBだとMath SL, Biology HL, Chemistry HLっていう感じ。物理も数3もやらない。たしかに私もなんで日本では医学部行く人が生物選択しないのか不思議に思うこともあったけど、やっぱり違和感感じちゃいますよね。うーん、不思議。まあ理系ちゃうからええけど。

って全然進路関係ないこと話してるやーーん。

そう、タンザニア国内トップのインターナショナルスクールの進路事情について。

っていってもうちの学年(IB1, 日本でいう高2)に絞って説明しますね。他の学年知らんから。

まず、先進国系(だいたい親がソーシャルワーカー・大使館勤務・外資の企業勤務)、インド系移民(子供はだいたいパスポートがタンザニアです)、アフリカ系(地元の富裕層か奨学金生またはほかのアフリカ諸国から親の仕事でこちらに住んでいる人)の三つに分けて説明しようと思います。

・先進国系

一応私は自分をここに分類してます。この辺はやっぱりこの国では相対的に超富裕層になります。自国ではmiddle classでも。ほとんどの人は出身国またはほかの欧米諸国の大学にいって、自分の興味のあるものについてしたいと考えているようです。顕著な点は、文系が多いことと、ギャップイヤーを取ろうと考えている人が多いこと。特に親が国連NGOなどで働いている子は、年上の兄弟もギャップイヤーを取って一年間途上国でボランティアをしていたなどの影響もあるのでしょうか、高校を出てすぐに大学に行くのはおもしろくない、社会にでる前・大学で専門知識を身につける前に実際に動きたい、という考えがつよいようです。文系が多いことは、きっと親の干渉度が低いから。これは次の二つのグループと比較して多い、という意味で、きっと日本と同じぐらい。詳しくは読み進めてください。

 

・インド系

人口の比率から言えばインド系は圧倒的に少数派になるはずなのですが、この国の富裕層の中での比率はインド系が強いようです。特に、年200万円強の学費を払える余裕のある層は。だいたい学年の3割から4割を占めています。インド系っていっても、パキスタンの子も何人かいます。desaiっていうんですかね、そういう人をまとめてこのグループに入れています。

ここの層の特徴は、何といっても親の期待や干渉度が高いこと。医学・工学・経済など就職・お金に結びつきやすい進路をとる人がほとんどです。まあ言語面でネイティブスピーカーにほんの少し劣る面もあるからかもしれないですが、文系は少ないです。

本当に、ambitiousと言った感じ。進学する国で言えば、やはり欧米。イギリスが若干多い印象ですが、カナダ・アメリカも多いかな。それは人によりますね。そこで生まれているので、国籍を持っているから学費が安く済むというなんとも計算高い人も。あっぱれインド。さすがはBRICs

ちなみにインド系の子でeconomics取ってない子はいないそうな。すごいわ。

 

・アフリカ系

タンザニア出身の子、エチオピア・ザンビアコートジボアール…いろんな国の子がいますが、こちらもインド系と似た状況。理系を目指す・目指して欲しいと言われているのでその道に進む子が多いです。特に、将来自国に帰って仕事があるように、っていう理由が強いみたいです。ただ、うちの学校の奨学金でIBをやっている子もいるので、やっぱり大学も奨学金を使いやすい。ある意味ではアメリカ国籍の白人よりアメリカの大学に入るのに有利なわけですね。

 

なんだかいい表現の方法がわからないけど、例えばHL Artsを取ってる子がいるじゃないですか。HLで取ってるようなレベルの子は、本当に半端じゃないです。リアリズムの鉛筆画をやっていたらしくて、作品を見せてもらいましたが、あれ写真やでほんま。そんなレベルの才能を持っている子たち。

そのなかでも、オランダ人の子は大学は芸大にいく。ザンビア人の子は生物を専攻する(別に生物はそこまで好きでも得意でもない様子)、と。現実を感じますよね。

 

自分の好きな分野を自由に学んでよくて、自分の夢を自由に追求できるのって、当たり前じゃないんだな、と強く感じる日々。頑張らないとね。

今学期がここで過ごせる最後の学期になる予定。あと4ヶ月しかないよ。学期末にhonor student に入ることを目標に、とりあえず学業に専念します。たっくさん吸収せねば。学ばねば。英語力伸ばさねば。